辛い節約術は、衝動買いを誘発する?


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節約を始めようと思ったのは20代前半の頃からです。当初の目標は20万円のお財布を買う事を目的に、1円も貯金がなかったところからスタートしました。当時の収入は手取りで月18万円程度だったので毎月10万円の貯金はかなり大変でした。特に一人暮らしをしている理由もなかったので、実家に戻り家賃や光熱費を浮かせる事ができました。とはいえ母がいないので食事などは自分で管理しなくてはいけません。父はいつも外食なので自分の分と実家の衛生用品などを含めて1ヶ月8万円で生活することを目標にしていました。

支出を減らす為に実践していたことは、自分の日常生活における必要なものの優先順位を立てる事です。私は喫煙者なのですが、たばこをやめることができず、食事やお菓子などの飲食物と比較しました。優先度が高いのはたばこです。外資系のアパレル企業のVMDというコーディネーション部署に所属していたので太ることは悪であり、お酒や食事などにはあまり興味がありませんでした。私にとって休憩時間は睡眠をとる時間であり、たばこを吸う時間で、食費も節約できて1日1000円以下で過ごす事ができました。

弁当は夕飯の残りをそのまま詰めて、週末にまとめて作っておいたきんぴらやパスタなどの冷凍ストックは、寝坊した日でもすぐに仕上げることができます。また、飲み物は昨夜作っておいたお茶を水筒に入れて持ち歩いています。たまに水筒の中身がなくなることがあるので、その時はコンビニのコーヒーも飲みます。最近のコンビニのコーヒーはワンコインでも本当に美味しいのでそれも助かっています。

財テクには興味がありますが、実際証券や不動産の投資などで生計を立てることができるのはなかなか難しいと思います。不動産と言っても地主でない限り安定した収入は得ることが出来ませんし、年収が500万円以上にならないと節税目的に利用出来ないと考えています。不動産や証券の売買をしている営業マンへの取材はよく行っていましたが、お金持ちを相手にしているだけあって、話がとても上手で興味を引き、とても優秀です。

「自分も買っています」などと話をされることも少なくありません。実際にどのくらいの利益が出るのかをExcelなどでデータ依頼をしてくるクライアントはあまり好まれないそうで、出来るだけ損失する金額がわからない様に営業活動を行っているように感じます。実際にロープレを受けてみた事もありますが、メリットしか感じないような完璧な商談でした。

節約術はなにも何かのシステムを取り入れる事がすべてではないと考えています。倹約できない人は割引率の高いものを見ると、今必要でないものまで欲しくなってしまったり、「安いから!」と一度に大量に購入してしまう特徴があります。自分のお財布の中身と相談するも、完全に予算オーバーなお買い物をする人がほとんどです。欲しいものはたくさんありますが、どうせ捨てたり買い換えたりするのであれば安価なものでかまいません。お金をかけるところにはかける。安物でいいものは100円ショップなどでなんとかなります。

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そういう私は愛犬をローンで衝動買いしてしまい、父が鼻の後ろからしっぽまでの料金を払ってくれたというエピソードがあるのはここだけの話。まあそんなエピソードがあるからこそ今の倹約生活があるのですが、やっぱり現金一括に超したことはありません。毎日愛犬を散歩させながら、お前を散歩させるおかげで健康を維持できている、と思って正しい選択だったと思い込んでいます。

節約と考えると贅沢できない気持ちで辛くなりますが、自分を正しく理解すればそんなこともなくなります。自分は今いくらの財産があって、毎月このくらい使えるから優先順位はこれで行こう、と考えた方が前進しやすいと思います。面倒な時もありますが、家計簿のような入出金を把握することは大切です。